南海電車の運行標識板のレプリカ

その前に 近況を

大学が休みに入ってゴロゴロしている息子を連れ現場へ

吹田で一軒目
201839_1.jpg

分譲地へ予告看板を建てて

その足で 豊中へ行き
201839_2.jpg
先日お世話になった施設の壁へ看板を取り付けてきました


それから ここからがメイン

前の記事に書いた 南海電車のヘッドマークと呼ぶのか運行標識板と呼ぶのか

それの続き

その道のマニアというのは非常に見上げたもので

色んな資料を持っておられます

今回書かせてもらったものも全て 古い画像を添付してくれていました

全部見た感想は

『書き手によって 好きなように書いていた』という事がわかりました

看板文字書き職人以外の方が見てもわからないかもしれませんが

僕たちが見れば それはスグにわかります

細かい取り決めなどなく 大体のパターンだけを決めて書いていたはずです

文字の形・レイアウトも 随分大体です

それを踏まえて『気楽に』書いて仕上げました

この『気楽に』というのが PCで全てを仕上げる事が出来る と勘違いしてる方々には

これから一番難しい問題になってくるでしょう

街中が定規で引かれた完全な直線と完全な円弧ばかりの文字に囲まれてきて

やっとその味気無さに気づいた人たちが出現してきたのでしょう

長い間かかりました

僕たちは その『良さ』に気づいていましたが

周りが気付くまでに僕たちのような作業を出来る職人がいなくなってしまいました

勿体ない事です

今回作らせてもらった運行標識は 一体どういう使い方をされるのかは聞いてませんが

色んな場所でお披露目してほしいものです

4種類やりました

表は
201839_3.jpg

裏は
201839_4.jpg

レプリカですが 本物そのままです

金物・塗装までは再現できる人もいるでしょうが

この文字を小さな写真を見ただけで『気楽に』書ける人が日本国にいなくなってしまったのです

気付いた時には 時すでに遅し といったところでしょうか

もし こういう物や 駅名標や構内の注意書き 構内表示類の雰囲気を出したい鉄道会社があれば

僕たちの元気なうちにご相談下さい

書いたものは朽ちていきながらも20年以上は使えます

まだ間に合いますよ


僕たちの大先輩たちは もうほとんどが亡くなりました

特に楷書などの筆文字は 凄いとしか言いようのない文字を書かれていました

僕は 色々とコピーできるものは 図々しくコピーさせてもろたので

色々と資料として持っています

かつての大名人が書いた 完璧な楷書の文字を少しだけ載せます

こんな癖のない楷書がサラサラと出てくるんですよ
201839_5.jpg

こんな素晴らしい名人を 僕は この方以外に見た事がありませんでした



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2018/03/09 10:36 |もじ鉄COMMENT(2)TRACKBACK(0)  

コメント

一目ではフォントとかと勘違いしたほど、見事に整然と書かれているのにも驚きました。

No:275 2018/04/01 10:53 | 木村 馨 #- URL [ 編集 ]

Re: タイトルなし

コメントありがとうございます。
見本として古い写真をメールで送ってくれました。
その画像の文字に出来るだけ似せました。楽しい作業でした。

No:276 2018/04/08 18:58 | シュウx #- URL [ 編集 ]

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