だんじり祭の防水うちわ

昔は『渋うちわ』といって 赤黒い染液で塗られたうちわに

筆達者なオッサンが墨で町名を書いたり

型抜きした板をあてがい スプレーして

町紋なんかを入れていたが

雨が降ると『渋うちわ』の赤い染液が水に溶けて

ハッピやらパッチやらが 真っ赤っかになった

だから最近は防水うちわなる物が良く出回っているが

ただ単にシートで一面貼りしてるだけの話であるのである

まず 無地のうちわを用意し 

シートをそのうちわより1~2センチ大きく切り

うちわ1

それを貼付けて はみ出した部分に細かく切り込みを入れて折り曲げていく

うちわ2

反対面はジャストより やや小さ目に切り

うちわ3

それを貼付けて全体的に密着させ

うちわ4

根元に帯を貼り付けて

うちわ5

町紋などを入れれば出来上がり

うちわ6

密着させるのには シートの種類やら処理やら色々コツがあり

うちで作る場合は商品なのでキッチリと密着させてるが

細かい事抜きにしたら 自分らでも出来るのだ



今 だんじり祭は若者離れが目立ち

どこも 曳き手集めに頭を悩ましている

やかましいオッサン達ばかりが増え

肝心の だんじりの原動力であり 祭の主役である若手が激減しているのが現状で

だんじり祭を辞めた町も出てきた程だ

こういった小物も祭を彩るパーツとして ある程度意味もあるかもしれへんが

うちわ・タスキ・団長の名前をアピールする為の幕・各団体の役員名を貼り出す為の看板 等々

全て 看板屋に関する物ばかりで申し訳ないが 他にも色々あると思う

毎年毎年 作る必要もないような物に かなりのお金を使う

こういったグッズの専門店が何軒もある事を考えれば 

かなりのお金が動いているのやろ と思う

こういったお金は 若い子らが一生懸命 寄附周りをして集めていて

それで キッチリ払っているのやから とやかく言う事でもないかもしれへんし

うちも依頼が有れば 喜んで作っている

でも 寄附集めのノルマを課せられ

それが嫌で人間を減らしているのなら本末転倒ではないやろか?

一旦 こういった無駄遣いを全部辞め

少ないお金で 若い子らへの負担を減らして

だんじり祭 そのものを楽しめるよう考え直す時が来ているのやないかな?

別に 防水うちわや新品のタスキが無くても祭は出来る

何より 走らないだんじりを見るのは心苦しい

やっぱり だんじりは 誰も見てない直線の道でも走ってらなあかんと思う

祭を辞めてしまった だんじり祭好きのオッサンは そう想ふ

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2012/09/28 16:07 |祭うちわCOMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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