ノブテル最強伝説

僕の友人の親父の話

今まで色んな人間を見てきたが

恐らく この人が最強なのではないか?

喧嘩してるとこ見たとか そんなんではない

ノブテルさんは どちらかとゆーと温厚な人である

風貌は 漫画サスケの親父にクリソツで

サスケ父親画像←これやったと思うけど

特に体を鍛えるとか スポーツをしていた人ではない

しかしガタイはでかく 今でもシャンと背筋が伸び

その背筋の強さが見てとれる

日々の仕事で鍛えた体であり 完全な素人である

息子(僕の友人)が中学生の時 その親父と相撲を取って

大腿骨を複雑骨折した

近所の新聞屋で配達の仕事をしてた僕は その新聞屋のオッサンが

『ノブテルさんと相撲したらあかんわ』と漏らしてたのを聞き逃さなかった

僕も同意見やった

何故その時すでに ノブテルさんの強さを 僕が知っていたのか?

それは僕が小学生の頃にまで遡る

僕は見てしまったのだ この目で

当時 僕達の地区のだんじり祭は 今ほど近隣の町との交流もなく

各町々が かなり独立した形で行われていた

だから あの光景は あの町の ある世代から上の人にしか

目撃されていないはずである

よそ者の僕は その年 その友人の町に参加していたのか

ただ ブラリとそこへ訪れたのかは記憶にない

その友人の家の前が だんじりの休憩場所になっていて

そこへだんじりが入っていった時やった

その道は それ以上はだんじりが入っていけない行き止まりみたいなとこで

すこし広くなっているので だんじりを転回させるのに都合のいい場所やった

間もなく『ノブテルさん頼むで!』と声がかかった

後梃子に たった一人で肩を入れて

『フンーーーーーーッ!』って獣みたいな うなり声と共に

だんじりを180度回してしもた


ここで少し説明が必要なようだ。まず だんじりのシルエット
だんじりシルエット
これは前からのシルエット。次は横から
だんじり横
今は 高さは3m80程あり重さも4t程あるが 昔はこれくらいやったと思う
上の図の赤い矢印のとこに肩を入れ
転回
この図のように たった一人で引きずって回してしもたんである。だんじりのコマ(車輪)は決して滑りやすくは出来ていない。赤松を年輪ごと輪切りにぶった切った物で、回すたんびに だんじりの重みで木が削れて スルメをでかくしたような削りカスというかメクレカスみたいなんが出る。↓これがそう(その名もスルメ)ある人のブログから勝手に貰ってきました。ゴメン
matsukaze13.jpg

摩擦はものすごくかかる。しかも このシルエット画には描かれていない 旗や飾り、鳴り物なんかも積んだままである。物理学者ではないから 一体何t の力が必要なのかはわからないが、数百キロの力では無理なのではないかと思う。それだけではない その当時 だんじりが宮入りする時『オジギ』と言うて 後梃子を持ち上げて 鳥居に向けて3回 後輪を上げていた。これも たった一人でやっていたのである。僕の脳裏には 今から35年程前の 若かりしノブテルさんの勇姿とうなり声が 今でも鮮明に焼きついている。

僕は未だかつて これを ノブテルさん以外の人がやったのを 見た事も 聞いたこともない

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2010/09/24 13:53 |地域の話題COMMENT(0)TRACKBACK(0)  

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